【醤油の選び方】材料が大豆・小麦・塩で長期発酵・熟成された製法のもの
醤油の選び方を紹介します。良い醤油は伝統的な昔ながらの製法で、1年以上かけて発酵・熟成されて作られます。
醤油の選び方
良い醤油の材料・製法
【材料】
大豆・小麦・塩・こうじ・水だけのもの(大豆は国産、遺伝子組み換えでないもの)
【製法】
木の樽で1年以上、天然発酵・熟成した「もろみ」をしぼって作られます。酵素が生きている醤油です。
悪い醤油の材料・製法
【材料】
脱脂加工大豆(大豆の搾りかす)・アミノ酸液・ブドウ糖・グルタミン酸ナトリウム・砂糖・酸味料・増粘多糖類・カラメル色素
【製法】
脱脂加工大豆を塩酸で分解するとアミノ酸液ができます。甘み・酸味・香りが出ないため、以下のような化学調味料を添加して人工的に味を作ります。
脱脂加工大豆ができる際にとる油も圧搾してとるわけではなく、化学溶剤を使って取り出すため残存している可能性もあります。
以上、2重の意味で良い醤油とは言えませんね。
実際に買う時の注意点
基本は油の選び方と一緒で、価格が 1500円/L 以上でビン入りの物が良い醤油です。
大豆が農薬不使用、塩が自然海塩使用の醤油は値段が高めになります。
農薬を使っていない、ミネラルを含んだ自然海塩を使用している場合は値段も高くなるので、後は予算で決めれば良いと思います。
まとめ
原材料が大豆・小麦・塩・こうじだけでガラス瓶入りのもを選ぶ
良い醤油が伝統的な蔵で1年以上かけて発酵・熟成して作られるのに対し、悪い醤油は化学薬品で処理するため短期間で出来上がります。
短期間で作られると甘み・酸味・香りが無いため、色々な化学調味料と混ぜて味を作っています。
調味料は普段たくさん使う物ではないので、値段が少々高くても酵素が生きている体に良いものを選んだ方が良いのではないでしょうか?
以下は醤油の販売している所です。
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