【断食とオートファジーの関係をわかりやすく説明 】2016年のノーベル生理学・医学賞
目次
オートファジーとは?
オートファジーとは2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隈良典教授の研究です。
これがきっかけで断食を始めた方もいるのではないでしょうか。
日本語ではオートファジー=自食作用です。細胞が自分自身を食べるという意味です。
オートファジーの効果・機能
飢餓状態の時、細胞内の古くなったり壊れたタンパク質を分解し再利用する働きです。
成人男性は1日に約200gのたんぱく質を合成します。食事から体内に取り入れるたんぱく質の量は60~80gしかありません。
その差120g〜140g分はオートファジーが補っています。
山で遭難した人が何週間も水だけで生きて、生還するのはこの機能のおかげかもしれません。
オートファジーがはたらく時間
オートファジーは1日16時間以上の空腹時間で機能する。
食事時間の理想は、昼10時と夜6時
1日2食でオートファジーを働かせる食事時間は、例として昼10時と夜6時です。睡眠時間を含めて16時間の空腹時間ができます。
オートファジーでダイエットする方法
一日二食の玄米食にする
一日二食にすれば12〜16時間の空腹時間ができます。その間いらない脂肪も分解して使われます。
さらに玄米食にすれば、ビタミン・ミネラルが多いので代謝がよくなり痩せやすい体になります。
どうしても三食食べたい時は、残りの一食はサラダやフルーツだけにしましょう。
炭水化物を一食分減らすので、確実にダイエットできます。
産まれたばかりの赤ちゃんにもオートファジーが働く
また、胎児が生まれた時にもオートファジーが働いていることがわかっています。
生まれてすぐの赤ちゃんは、お母さんのおっぱいを飲むことが出来ません。
その間、オートファジーが働いて栄養を補います。
この分野の研究はまだ3割程度しか進んでいないと大隈良典教授が言われています。
腹減ったと思うくらいが丁度いい!
食事時間は私自身、まだそこまで厳密に考えてはいません。
家族と食事時間を合わせる必要もあります。朝7:00と夜6:00にしていますが、それでも十分効果があると実感しています。
腹減ったなあと思うぐらいの食事間隔が体調も良いです。
どうしても食べたい時は、果物を食べます。
まとめ 一日二食はダイエットにオススメ
一日二食はダイエットや肥満予防にオススメです。
空腹時間にオートファジーで細胞が生まれ変わります。
さらに一日二食と玄米食をセットで行うとダイエット効果も上がります。
玄米のビタミン、ミネラルで代謝がよくなり、食物繊維が血糖値の上昇をゆるやかにします。
ダイエットしやすくなります。
1食減らす分の栄養素を玄米で補います。100歳まで医者いらず、健康生活できます。