【塩の選び方】成分に微量ミネラルが含まれていることが大切
写真は上から
- 野田塩(岩手県野田村)
- 番屋の塩(岩手県田野畑村)
- 食塩
- 伯方の塩
塩はスーパーにたくさんの種類が売られています。では、どの塩を選んだら良いでしょう?塩は毎日の食卓には欠かせないものであり、健康にも影響があるため良い塩を選ぶことは大切です。
目次
塩の選び方
成分に微量ミネラルが含まれていること
良い塩とは自然の海水をそのまま煮詰めたものが良い塩です。塩化ナトリウム以外の微量ミネラルが含まれています。
微量ミネラルは代謝(細胞の活動)を促進させます。
微量ミネラルは補酵素
塩は「食」の一番の基本。微量ミネラルがないと代謝もうまくいかなくなります。ミネラルは酵素の働きを補う「補酵素」。腸内フローラの「腸内細菌」の活動にも関わっています。
市販の塩の選び方
スーパーに並んだ塩の選び方を紹介します。ここ2、3年でスーパーでも良い塩が見られるようになりました。品揃えも増えてきている様です。
良い塩「自然海塩」「岩塩」
「自然海塩」や「直煮」と書かれています。岩塩も海水の成分そのままであるので良い塩です。良い塩は昔からの製法で海水を煮出して作られるため、成分に微量ミネラルを含んでいます。
悪い塩「精製塩」
精製塩は工業的に製造され、塩化ナトリウム99%であるため体に良くありません。ミネラルによる浸透圧調整ができなくなるため、高血圧の原因になります。
良い塩と悪い塩の中間
伯方の塩は微量ミネラルが少なめであるため、良い塩と悪い塩の中間ぐらいです。微量ミネラルを添加していますが、自然の塩とは成分が異なります。
良い塩が体に及ぼす影響
良い塩は高血圧予防
身体の体液の成分も海水に似ていることからも、微量ミネラルを含んだ塩が良いです。良い塩に含まれるカリウム、ナトリウムは細胞の浸透圧を調整します。(高血圧予防)
マグネシウムも歯周病予防や高血圧予防になります。(歯学博士 小峰一雄先生)
良い塩は体を温める
良い塩は体を温める効果があります。私の実体験ですが、塩を替えると風邪をひきにくくなります。季節の変わり目で必ずひいていた風邪をひかなくなりました。毎日背中のあたりが、ぽわ〜っとあったかい感じがします。
まとめ
良い塩は1kgで2000円/kg〜4000円/kgと値段もけっこう高額です。安い塩は1kgで200円ですから、比べると10倍以上します。
塩は毎日体に摂取するもので、健康に大きく関わっています。食は将来の投資と考えれば、安い買い物と言えるのではないでしょうか?
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