【現代農業2022年1月号農家の菌活で紹介】昆布ミネラルでお米が美味しくなる理由
現代農業2022年1月号に紹介されました。創刊100周年で記念すべき1月号です。
農家の菌活最前線で、米作りに使う昆布肥料が紹介されました。
お米作りに昆布を使う理由は三つです。
ミネラルでお米が美味しくなります。
目次
岩澤信夫さんの言葉「お米の美味しさを決めるのはミネラル」
岩澤信夫さんは、お米の冬季湛水、不耕起栽培を普及された方です。
奇跡のリンゴの木村さんと同じくらい有名です。
ミネラルの量がお米の味を決めています。
味が違うのは土質が違うから
粘土質:粒子が細かくミネラル吸収しやすい
砂質:粒子が粗くミネラル吸収しにくい
海水をかぶった田んぼのお米は美味しい
津波で浸水した田んぼのお米は美味しかった
2011年、津波で多くの田んぼが浸水しました。塩害のせいで米が取れなくなるだろうと心配された。
ところが収穫してみると、すごい美味しいお米。収量もたくさん取れた。
田んぼや畑にカキ殻は良くまかれます。亜鉛成分で甘くなるのだと思います。
自然のミネラルが入った塩はおいしい
海水を煮詰めた自然の塩は、なめれば甘い味。微量ミネラルがあると甘く感じます。これだけで十分おいしい味付けに。
田んぼに連作障害が起きないのは、毎年ミネラル入りの水を入れるから
田んぼが毎年、連作できるのは水のミネラルがあるから。
お米が吸収したミネラル分は、翌年にまた補充されます。
畑の作物は水が流れ入らないため、ミネラル分が偏り、連作障害で病気になりやすい。
だから野菜は、毎年場所を変えて栽培します。
以上が、コンブを肥料に使う理由です。